デイヴィッド・ベッカムは世界で最も有名なサッカー選手の一人でありイングランドの英雄である。ともすればサッカー選手としてより彼の話題性や容姿が注目されがちであるが、彼の輝かしいキャリアは日々のハードワーク、プロ精神、献身的なプレーによってもたらされたのも事実である。ベッカムのキックの精度の高さには定評があり、フリーキック、コーナーキック、クロス、ロングフィードは目を見張るものがある。ベッカムのサッカーキャリアはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドにて始まった。サー・アレックス・ファーガソンのもとで長年にわたり活躍した後、スペインリーグのレアル・マドリードに移籍する。レアルにおいては多くの世界的プレーヤーとプレーしファビオ・カペッロのもと2006-2007シーズンのタイトルを獲得した。その後MLSのLAギャラクシーと5年2億5千万ドルの空前の契約を結び移籍した。
映画スターとしてのベッカム
サッカー選手としての成功はもちろんであるが、おそらくベッカムをここまで有名にしたのは彼のモデルのような容姿とセレブとしてのライフスタイルであろう。ベッカムの夫人は元スパイスガールズのポッシュ・スパイスことヴィクトリア・ベッカムであり、イギリスのマスコミにとって二人の結婚は格好の標的であった。その加熱報道ぶりが二人をイギリスのみならず世界一のセレブカップルに押し上げたともいえよう。ベッカムはモデルやマーケティングの象徴的な存在となり、クラブそして彼自身のためにプレーした。彼がロサンジェルスに移住したときも長年の夢であるハリウッドセレブへの仲間入り、そして映画界進出の布石として当然と受け止められた。現在のところ主だった活動としては米アニメ、シンプソンズに登場、またインディーズ映画「ベッカムに恋して」(原題:Bend It Like Beckham)のテーマとなったくらいであるが。